「意外にカンタン!学級通信~子どもと親と先生の心をつなぐおたより~」ご参加ありがとうございました。 港支部は、今回の企画に向けて、15年度から17年度採用の先生に案内の手紙を送った。当日、その案内を見て参加したという青年を含む、多くの青年の参加があった。矢野先生作成のレジメや学級通信の縮小版を見ながら話を聞いた。話の内容は、次のような項目であった。(レジメ、縮小版の残りが少しあるので、港支部に連絡いただければ送ります)
「意外にカンタン学級通信! ~子どもと親と先生の心をつなぐおたより~」
1.学級通信のスタートは
○学級通信第一号発行
○お茶で乾杯
○「担任の先生は矢野先生になってん」というと・・・
2.学級の取り組み(親と子と教師の心をつなぐ学級通信を目指して)
①きっかけは
○日刊+夏休み号+冬休み号+春休み号=180号
○発行部数 児童数+22 すべての先生方にも配布
○通算1235号(1/23現在)
②いつ書くのか、時間はどれくらいかかるのか
○すきまの時間
○1枚にかかる時間は
○夏休みなどは、何枚かいっしょにまとめて書く
③内容は
○特別なことでなく、普段の学校生活を通信に
○がんばったことやよかったことを中心に掲載し、互いに認め合い、共感し合える関係に
○よいことを知らせる以上に大切なこと
3.学級通信で学んだトラブルの対処法
○一番大切なこと→かくさない、ごまかさない。
○子どものことで親に連絡する場合、いいことなら連絡帳でも、電話でも、家庭訪問でもいいが、よくないことである場合には、家庭訪問をして話すことがベスト。それが無理なら電話。学校に呼んだり、特に連絡帳は避ける。
いちばん大切なことは、先生自身が何ごとにおいても、おもしろがって楽しむ気持ちが大事かも
◆お話の後、次のような質問や感想が出され、交流し合った。
・いつ原稿を作っているのですか。⇒朝早めに起きて、1時間くらい使っている。⇒3~4号分を同時進行で作っている。⇒題字部分など同じものを作っておく。⇒完全なものでなく、徐々に追加していって完成形に。→長い休みのときにまとめて作ったりもしている。
・同じ子の作品にかたよらないようにしていますか。⇒まったく同じにはならないが、記録をとってバランスをとっている。
・子どもの作文の誤字・脱字など訂正していますか。⇒基本的に原文のまま、載せている。
・通信を出したいけどなかなかできない。⇒初めは大変だから、週1回、行事ごとなどと決めて発行するのも気負いなくできるのでは。
・学級通信を出すことが他の先生との関係でむずかしい。⇒職場のすべての教職員にも発行している通信を見てもらう。(包み隠さずに)
・管理職からいろいろいわれるけど。⇒報告はするけど、相談はしないというスタンスでしている。
・パソコンを使って発行しているけど、矢野先生の通信は手書きでやさしい感じがする。など
★ 終了後、近くのお店で、新しく組合に加入された若い先生の歓迎会を行った。15名の参加で賑やかに交流することができた。