大阪市教育委員会に東北関東大震災に関する緊急の申し入れ

大阪市教育委員会                        2011年3月22日

委員長 佐藤 友美子 様

大阪市学校園教職員組合
執行委員長 中路龍太郎

東北関東大震災に関する緊急の申し入れ

 3月11日に発生した巨大地震、巨大津波によって、 8,805人の尊い命が失われ、1万8,335人が安否不明となり、31万人が避難をしており(3月22日新聞報道)、戦後最悪の災害となっています。一方、東京電力福島第一原子力発電所の事故は極めて深刻な状態を続けています。

 被災地では、多くの住民、子どもたち、教職員にも大きな被害があるとともに、被災者の避難場所となっている学校において、当該学校教職員をはじめとする懸命な活動が続けられています。子どもたちも大人といっしょに避難所の生活を支える活動に参加し、子どもどうし励ましあって生活をしています。

 今回の震災による被害は戦後未曾有のものであり、被災者救援、復興のためには全国民的な努力が求められます。大阪市としての災害派遣医療チーム・保健師や消防隊の派遣、毛布・飲料水・食糧・日用品などの物資の提供をなど、迅速な取り組みに敬意を表します。引き続き、被災者救援と復興のために奮闘されることを願っています。大阪市学校園教職員組合も、今できることとして、14日から街頭での救援募金活動、職場での救援募金活動を開始しました。引き続き、全力をあげて取り組む予定です。

 大阪市学校園教職員組合は、被災地域や東北・関東地方からの児童・生徒の転入が始まっているなかで、大阪市教育委員会に以下の緊急の申し入れを行います。貴教育委員会として真摯にご検討いただき、具体化されますようよろしくお願いします。

1.被害を受けた子どもたち、教職員への支援・援助のとりくみを充実させるために、大阪市教育委員会として、職員の派遣などを検討し実施すること。

2.被災児童・生徒の大阪市学校園への受け入れにあたり、手続きを簡素化するとともに、子どもの状況に対応した教育活動を支える教職員配置を行うこと。子どもたちの心のケアに必要なカウンセラーなど専門職員を措置すること。

3.被災児童・生徒の受け入れにあたり、緊急措置として、就学援助を認定し、学習活動に支障がでないよう、必要な学用品等を支給すること。

4.教職員が支援活動に参加する場合、ボランティア休暇を復活すること。被災地支援ボランティアに対して、職務専念義務免除を行うこと。

5.学校園の耐震対策を再検討し、より安全な校舎にすること。

6.大阪市の津波対策を今回と同様レベルで再検討するよう関係機関に働きかけるとともに、学校園の津波対策を至急検討すること。

7.放射線被曝についての基本的な資料を全校園に提供するよう関係機関に働きかけること。

以上

大震災の現状と日本の復興を進める政治とは

 大阪市教本部執行委員会は、大震災の発生で、住民の安全を守る政治、今後の復興の展望が、問われていることから、3月25日6時30分から予定していた「地方選挙マニフェスト学習会」を「大震災の現状と日本の復興を進める政治とは」とテーマを広げて、学習・交流会とします。みなさんの参加を呼び掛けます。

 なお、これに先立ち、午後5時45分から森ノ宮駅頭で大震災救援募金活動をします。こちらにも、参加よろしくお願いします。

3月22日大震災救援活動報告

 3月22日午後6時から森ノ宮駅で大震災救援募金活動を実施しました。幼稚園部から3名参加して下さいました。
 ハンドマイクの電池が切れたため、近くのコンビニで尋ねたが、売り切れ。
 9名の参加者は、それぞれが地声で訴えました。
 今日は短時間の30分でしたが、13401円の募金が寄せられました。

 また、今朝市教委に「転入生受け入れの手続きの簡素化や就学援助の早期認定、ボランティア休暇の復活等々」の申し入れをしました。

東日本・関東大震災の救援募金活動をJR森ノ宮駅頭で

大阪市教本部執行委員会は、東日本・関東大震災の救援募金活動を、
JR森ノ宮駅頭で
3月22日火曜日午後6時から6時30分、
3月25日金曜日午後5時45分から6時30分、
3月28日月曜日午後5時45分から6時30分で行います。
皆さんの参加を呼び掛けます。

3月15日の報告
大阪市教本部執行委員会は、3月15日森ノ宮駅で大震災の救援募金の呼び掛けを約1時間行いました。

  「57万人以上の避難している子ども、大人に不足する食料、毛布、薬などを送るため今できることを」原発の大規模事故の報道から、「政府は真相を国民に明らかにせよ」などと副委員長が訴えました。
たち止まって聞き入る人や通り過ぎてから引き返して募金する人、「少ないですが、」と言いながら3千円をいれてくれた青年、地下鉄の駅員さんが上まで上がって来ていれてくれるなど、1時間弱でしたが、25891円の募金が寄せられました。

 年度末の超多忙な時期ですが、被災地の窮状に思いを馳せ、仕事も短時間に切り上げて、救援活動に立上がりましょう。

職場にも、募金袋を届けていますので、職員に呼び掛けて下さい。
みなさんの回りの動きや取り組みを教えて下さい。

東日本・関東大震災の救援募金活動を

大阪市教本部執行委員会は、今回の地震と津波の被害にあわれた方に心からお見舞い申し上げます。報道で大変な状況にあっている子どもたちの姿を見ると居ても立ってもおれません。

救援の活動はこれからも長期戦になることが予想されますが、さしあたり今出来ることからしたいと考え、緊急ですが、明日3月15日午後6時から森ノ宮駅で東日本・関東大震災の救援募金活動を行います。これを見られた方は明日ぜひご参加下さい。各支部で、青年の皆さんにも、メールなどで呼び掛けて下さい。

大阪市教本部執行委員会は、緊急でしたが、3月14日午後6時から上本町で東日本・関東大震災の救援募金活動を行いました。
マイクと口頭でのみの訴えでしたが、次々と募金に応じていただきました。

支部・分会でも救援活動に立上がりましょう。
職場には、募金袋を送りました。

つながり深めた 青年フェスタ

第22回 青年フェスタに大阪市から106人!
“たくさんの出会い、ふれあい、語り合い”第22回青年フェスタ(2月19日、20日)に大阪市から106人が参加。大阪市教の青年は実行委員、実践交流会の報告者として活躍。
青年が青年に組合加入を積極的に訴え、組合加入の「予約」もありました。

雨宮さん希望を語る

雇用破壊、いじめ、自殺、不安、多忙化など、現在の日本社会は本当に生きづらいが…雨宮処凛さんの講演は一つの希望を与えてくれるものであった。完壁を装わず良い意味で周囲に迷惑をかけること、働くために生まれてきたのではないこと、そして無条件に自分自身の存在を肯定することなど、多面的な視点から話される内容が新鮮であった。
そして、社会を良い方向ヘチェンジさせていくために、自分自身が何ができるのかを考えさせられる機会となりました。

明け方まで交流を深め

夕食交流会の後は大阪市教のメンバーで交流会。普段はなかなか会えない人たちと、仕事の話だけでなく、趣味や家庭のことなど話題がつきず、明け方まで交流を深めました。

講演、分科会の学習だけでなく、たくさんの人と交流を深めるのもフェスタの魅力。来年も今から楽しみです。(青年部)

初めて実行委員として参加

同じ年代が集まって作り上げていくことに、ただただすごい!の一言。みんなで協力してやり遂げた一員になれたことがとても嬉しかったです!当日も650人の大成功!副実行委員長として人前でしゃべったり歌ったり、とてもプレッシャーを感じましたが今までにない経験ができて良かったです!たくさんの人とのつながりを感じることができた忘れられないフェスタになりました。

小学校新採用者

記念講演では、生きづらいこの国の仕組みや教育現場に期待するものについて話されていました。
実践交流会、実技講座では、すぐに使えるネタが多く学べるとともに、多くの青年とつながりをもつことができました。来年も参加したいと思いました。
小学校教員

昨年に続き参加したくさん学ぶことができました。実践講座で学んだ絵本の読み聞かせはすぐに学校で実践し子どもたちが笑顔に。またいろいろな方とつながりを広め深めることができ、楽しい時間を過ごせました。

(詳しい内容・申込み用紙はこちら 城北支部のサイトへ 行事は終了しました)

2月19日(土)13:00~20日(日)12:50まで
箕面観光ホテル(阪急箕面駅下車徒歩5分)

〈主催〉第22回青年フェスタ実行委員会
〈後援〉大阪教職員組合・同青年部

あなたのやる気を生かす わくわく学級びらき

あなたのやる気を生かす わくわく学級びらき終了しました

マンガを描くこと、手品が得意なのんちゃん先生。学級びらきでは手品で登場!
教室は「コの字型」 給食もピクニックで、苦手な子もうまくなるドッジボール作戦、ドラえもんをもって家庭訪問などなど…楽しい話がいっぱい。学級開きが待ち遠しくなります。
4月中下旬の学習参観・懇談のポイントも。

●2011年4月2日(土)14時 会場:アネックスパル法円坂(地図はこちら)
●参加費 無料/
(組合に加入しているかどうかにかかわりなく教職員ならどなたでも参加できます。)
●主催 大阪市学校園教職員組合/先輩のワザ伝授実行委員会

ニュース「大阪市教」468号を発行しました

ニュース「大阪市教」468号(2011.3.3.)を発行しました

◆ニュース「大阪市教」468号1面
・就学援助2億円減額
・維新の会 地方自治破壊 市民の財産を大型開発へ
・フロアー形式守った 押しつけ許さぬ闘い続く など

◆ニュース「大阪市教」468号2面
・つながり深めた青年フェスタ
・講師の採用を求め開示請求、不服申立
・普通教室の空調実施へ など
ニュース「大阪市教」468号(2011.3.3.)(画像PDF)

ニュース「大阪市教」467号を発行しました

ニュース「大阪市教」467号(2011.2.3.)を発行しました

◆ニュース「大阪市教」467号1面
・一時金4%カット中止、給与カット幅0.5%圧縮
・民意ゆがめる比例定数削減ストップ
・中学校兼務発令 必要な定数配置を行え
・学校財務会計システム 改善の回答 など

◆ニュース「大阪市教」467号2面
・終始不足248億円理由に市民施策の削減ねらう
・保育のサービス産業化 子育て新システム反対
・臨時教職員18万人 15.1% 臨教のつどい など

ニュース「大阪市教」467号(2011.2.3.)(画像PDF)

青年バスツァー さぬきうどん&こんぴら散策

晴天に恵まれ、いざ讃岐へ!

12月18日、幼・小・中合わせて、なんと34人でバスを貸し切り、行きのバスから盛り上がりました。自己紹介の後バスレクでは、何人も考えて来てくれて、四種類もしました。

目的地に着いたら早速エプロンを身にまとい作業。情熱的なご指導のもと、みんなの表情も必死です。
「できあがりの麺はまとめるから、みんなは 人のために、一人はみんなのために」と言われ、美味しいうどんになるように、麺に思いを込めます。
生地が潰れないよう体重をのせながらも細心の注意。麺が乾かないようテンポよく麺棒を転がします。
脚もうでもパンパンです。2時間かけてようやく完成。

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ニュース「大阪市教」466号を発行しました

ニュース「大阪市教」466号(2011.1.6.)を発行しました

◆ニュース「大阪市教」466号1面
・青年バスツァー
・市教委 事務職員1名校をつくるな
・中学校兼務発令 必要な定数配置を行え
・30年ぶりの国による少人数学級実現 中央執行委員長あいさつ など

◆ニュース「大阪市教」466号2面
・賃金カット3年延長 撤回せよ!
・市政改革基本方針は問題
・小中一貫校 教育の検証不十分 など

ニュース「大阪市教」466号(2011.1.6.)(画像PDF)