希望ある学校園、大阪に 仲間とともに前に進もう

 学校選択制見送りの区が半数になり、幼稚園民営化が盛り込まれた新年度予算に「民営化を見直す」付帯決議が付けられるなど、橋下市長の教育破壊に対する地域からの取り組みが広がっています。
 日本維新の会党大会は改憲・保守復古と貧困と格差を拡大した「新自由主義」路線推進を鮮明にしました。橋下市長は、教育再生会議推進などをあげ「安倍首相がどんどん輝いてきた」と述べました。党綱領について識者は「改憲して戦う国にしたいのでしょうか」と述べました。
 働く者の賃金を上げてこそデフレ不況が克服され子どもの貧困も解決します。日本は今大きな歴史的岐路に立ち、参議院選挙で政治を変えることが必要です。
 私たちの希望は子どもたち、青年、仲間であり、平和的生存権を高らかに謳いあげた日本国憲法です。
 子どもを泣かせ、教職員を侮蔑し、平和憲法に悪罵を投げつける橋下市長を私たちは許しません。
 仲間を増やし仲間とともに希望ある学校園、大阪市にするために、大阪市教は前に進みます。

2013年4月1日 大阪市学校園教職員組合 執行委員長 宮城登