豊かな学校給食や食教育の充実のために1校1名の学校栄養職員・栄養教諭の配置を

 (栄養教職員部のホームページはこちら)

 学校栄養職員・栄養教諭は、食の安全性に配慮し、日本の食文化を大切にしながら、子どもたちの成長・発達を保障する豊かな学校給食が実施できるよう努力を重ねてきました。食生活の変化や子どもたちの実態からも、学校給食を通した食育がますます重要になっています。未実施の学校でも配置の要求は高まっています。

すべての学校に1校1名配置すると、たとえばこのような事を実現することができます。

  • 子どもたちと寄り添いながら 1 人ひとりの課題に向き合う指導ができます。
  • 担任等と連携し、 教科とも関連した食教育を継続的に実施できます。
  • 食物アレルギー等個別の課題に対応した、きめ細やかな配慮をすることができます。
  • 生産者と連携した地産地消や産直等のとりくみがすすめられます。

 栄養教諭制度が創設(2005年)されて11年目。栄養教諭は、小中学校における学校給食実施校数全体の約15%の配置しかなく、都道府県による配置数の差も、ますます大きくなっています。学校教育の中で、食育推進は今まで以上に求められています。さらに食物アレルギー対応指針が出され、個人の課題に対応した給食が求められています。

 すべての都道府県で栄養教諭制度が一層促進され、希望する学校栄養職員全員が速やかに栄養教諭として任用されるよう要請します。

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2015年連続講座 連続講座先輩のワザ伝授 第4回

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2015年 連続講座先輩のワザ伝授 第4回

絵本講座

どんな絵本があるんだろう?
読み聞かせってちょっと苦手。
おすすめの絵本が知りたい!
初めての1年生…。
高学年でも読める絵本ってある?

そんな時は絵本のプロに聞いて見よう!

日時 6月2日(金)午後6時30分スタート

場所 難波市民学習センター JR難波駅:OCATビル4F

講師 鈴木健司さん (有)大阪東こどものとも社

 子どもに感動を与える幼児童図書・おもちゃ・環境家具専門。絵本の紹介や読み聞かせ、教員向けの学習会など絵本の魅力を伝える活動を精力的に行っていらっしゃいます。

教職員なら組合に加入していなくても参加できます。無料です


連絡先 大阪市学校園教職員組合 電話 06-6910-8700 Fax O6-6910-7990

第7回ママ友会議を始めます

2015_03_28_mamatomo第7回ママ友会議を始めます

みんなどうしてる?第7回ママ友会議を始めます

「もうすぐ復帰するけど、今の学校はどうなっているの?」
「二人目も考えているから、まだ復帰しないけど、浦島太郎にはなりたくないなあ」

 育休中のあなたの疑問に答えます。子育て中のあなたもご参加ください。組合員さんだけでなく、お友達もご一緒にお越しください。もちろんお子さんと一緒にお越しください。保育も予定しています。困っていること、悩んでいることにも相談にのります。子育て中の教職員が集まります。楽しく交流しましょう。

日時 3月28日(土)午後1時~3時

場所 アネックス法円坂3F和室

※お土産もあります。


主催 大阪市教 女性部

2015年連続講座 しんかんフエスタ

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(この案内チラシのダウンロードはこちら)


大阪市学校園教職員組合 2015年連続講座 先輩のワザ伝授第2回

新採用の方も講師の方も、みんなで来てね♪

しんかんフエスタ

講師 絵本作家 武田美穂さん

「となりのせきのますだくん」「ざわざわ森のがんこちゃん」「かっぱぬま」

日時 4月18日(土)13時半~ レセプションパーティ 15時45分~

場所 たかつガーデン 最寄り駅近鉄上本町 または地下鉄谷町9丁目

<青年無料です♪>

連絡先 大阪市学校園教職員組合 電話 06-6910-8700

幼稚園教員の給料大改悪を許すな

幼稚園・保育所をつぶす「提案」は撤回せよ

 市当局は11月14日、幼稚園教員の最高号給を、主任にならなければ約42万円から37万円に約5万円引き下げる大改悪(保育士も引き下げ)を市労組連に提案しました。

 【現行】  

 【新給料表】
 級  補職  最高号給      級  補職  最高号給
1級   講師等  310,000円     1級  講師等   273,300円
2級  教諭(主任を含む)  420,700円     2級  教諭(一般)  370.200円
          3級  教諭(主任)  425,800円

  市立幼稚園・保育所民営化の動きに、「保護者や地域の声を無視した進め方」だと市民の怒りは強く、幼稚園民営化条例案は二度も否決、保育所でも「民営化」への反対運動が広がっています。住民の声を反映した議会で否決されても「民営化」にしがみつく大阪市は、「市政改革プラン」にある「民間にある事業については同職種の給料表の直しを進める」ことの具体化として「幼稚園教員・保育士の給料表の新設」(案)を提案しました。

就学前教育充実に反する

 大阪市教は交渉で次の点を追求しました。

○国においても幼児教育無償化、幼稚園の義務教育化が検討されている。

○大阪市は就学前教育の充実の方針を出している。

○私立を含む幼児教育・保育の質保障・向上のための専門職の市立幼稚園教員の役割を求めている。

人材確保法にも反する

○「教育が次代を担う青少年の人間形成の基本をなすものであることにかんがみ」「教育職員の給与については、一般の公務員の給与水準に比較して必要な優遇措置が講じられなければならない」(人材確保法)の趣旨に全く立っていない。

○民間との比較を言うが「市は20歳代が3割程度、民間では7割」「民間の勤続年数は9年までで84・2%」と市人事委員会が報告しており比較にならない。

○大阪市は教員不足が問題になっており、賃金引下げでは一層困難になる。

市民の共同を広げ改悪阻止

 市労組連・大阪市教は撤回を求め交渉を継続するとともに、破綻した「都構想」、大阪市解体を許さない市民の共同をさらに広げ、条例制定をさせないため市会へも働きかけ、子どもの保育・教育条件を低下させる給料表の大改悪を許さない取り組みを強めます。

ニュース「大阪市教」第509号 2014年12月4日掲載